四間道の風景「屋根神様」と「子守地蔵尊」
2018.08.21
名古屋駅からほど近い「四間道」エリア。
非常に雰囲気のある、歩いているだけで楽しい町並みです。
日本全国にこういった古い町並みが残っている場所はたくさんありますが、愛知県や岐阜県で見られる特有のものが目に入ってきます。
これは「屋根神様」といいます。
「屋根神様」とは
このエリアの古い建物を見上げると、屋根の上に小さな祠があることがあります。
この屋根の上の小さな祠が「屋根神様」です。
名古屋市内では戦災被害の小さかった西区や中村区に多く残っています。
なごやど~尾張・四間道~のある西区に数多く残っているんですね。
そこまで広くない四間道エリアですが、それでも近くを歩いてみるとちらほら見かけます。
なごやど~尾張・四間道~からほど近い場所に立派な屋根神様がいらっしゃいます。
【屋根神様の場所】
さらにそこから奥に進むと・・・
子守地蔵尊が祀られています。
【子守地蔵尊の場所】
この子守地蔵尊は、
約150年前に井戸を掘っていた際に、発見された約30センチのお地蔵様を祀っています。
お地蔵様はさらに150年も前に作られたもので、洪水の際に流れて埋もれたと推測されているそうです。
お地蔵様が掘り出して祀ってほしいという意志が、掘り出させたと信じられており、1895年から祀られているそうです。
あら、素敵。
なごやど~尾張・四間道~に民泊でお泊まりの際には、是非お参りに行ってみてください。