春日井市 古民家レンタルスペース+量り売りのお店
2020.11.23
2020年11月22日に春日井市にて、私達が開業サポートさせていただいた新しいお店がオープンします。
そのお店の名前は「aida」。
人と人との「あいだ」に流れる空気みたいなものが非常に心地いい、古民家を利用したお店です。
私達は、これまでレンタルスペースや民泊などの運営を行う中で得た、ノウハウを元にして、「aida」の開業のサポートをさせていただきました。
このお店のオーナーのようこさんは、本当にこのおうちを大切に使いながら、地域の人たちのあいだに開かれた場としたいという想いを持って、「量り売りのお店+レンタルスペース」というあまり例のない業態でお店を開きました。
お店の場所は、春日井市林島町。
JR春日井駅から歩いて約10分の住宅街にあります。
玄関を入ると、そこには量り売りの商品が並ぶスペースがあります。
スパイスやナッツ、このお店のために特別にブレンドされたハーブティー、オリーブオイルなども量り売りで買えてしまいます。
オープン後お邪魔させていただいたタイミング(オープン二日目)では、ヴィーガンクッキーがすでに売り切れており、はちみつも人気とのことでした。
個人的に「ぐっと来た」のは、5つ玉のそろばん。
古い物を大切に保管していたからこそある、こういった備品類一つ一つに、めちゃくちゃ心が惹かれます。
ようこさんが用意した、量り売りの商品たちは、オーガニックだったり、フェアトレードだったり、地産地消だったりとこだわりが詰まっています。
そして、そこに詰まっているのは、「愛だ」。
こうゆうダブルミーニングは個人的には大好物です。
お店の奥に広がるのは、ようこさんのご家族が集めたりした趣味の世界が広がっています。
ここは、いろいろな家族の歴史がわかるスペースになっています。
レコードプレーヤーとか、
ようこさんが海外で撮影した写真が飾ってあったり、
古いニコンの一眼レフカメラ、ニコマートが飾ってあったのを見たときには、めちゃくちゃテンション上がりました。
さらに奥に広がるのが、「レンタルスペース」部分。
初めて私がこの家に足を踏み入れたときに、「春日井」にこんな素晴らしい場所があったのか!と感嘆したスペースです。
障子を開けると、庭まで見通せる二間続きのお部屋は、和風の中にモダンさがあって、本当に素晴らしい場所です。
たしか初めて入ったときには、「うわー。すげー。」しか言ってなかったと思います。
二間はそれぞれ、「松の間」「鶴の間」と呼ばれています。
名前の由来は、みんな大好き「釘隠し」!
(ちなみに、私の妻が建築学科出身で、「釘隠し」の魅力について、熱く語られたことはいい思い出です。)
この部分はレンタルスペースになっているので、撮影や展示会、セミナー・ヨガ等の教室、として使えます。
何より、このスペースがすごいのが、「キッチン」。
実は以前、この建物は飲食店として使われた時期もあったため、「飲食業」ができます。
(もちろん飲食業許可取得済。)
間借りカフェやポップアップショップとしても利用することができます。
「aida」がレンタルスペースとして、一番尖っている部分が、「庭」です。
庭はきちんと手入れが行き届いており、四季それぞれの色を見せてくれます。
初めてお伺いしたときは冬だったのですが、初夏、秋と印象が変わっていきます。
魅力がたっぷりつまった、古くて新しい場の「aida」。
是非一度、僕が感じた「ぐっときた感じ」を皆さんに味わっていただきたい。
今注目の施設です。
【施設情報】
量り売りのお店+レンタルスペース 「aida」
住所:愛知県春日井市林島町148番地
営業日:不定のため、公式Instagramをご確認ください。
公式ホームページ:https://www.aida-mtys.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/aida_kasugai/