7stories 3階 葡萄色の中の漆黒

2020.11.27

The非日常。

 

 

 

赤い部屋ってあまり見たことないですよね。

 

空間としては「日常感」はほぼ0のお部屋に出来上がります。

 

 

初めてプレゼン資料を見たときの気持ちとしては、

 

「かっこよ過ぎないか?」

 

ある意味、遊びのないクールさみたいなものが、このデザインにはあります。

 

 

 

この部屋のデザインはrhyme designの篠元貴之さん。

 

 

はじめにプレゼンしていただいた時に、篠元さんにこんなことを聞きました。

 

 

藏「結構思い切ったデザイン案だと思いますが、今までこういった部屋を手掛けたことあるんですか?そうでないとなかなかこうゆう振り切った見せ方はできないと思いますけど。」

 

篠「以前、緑でやったことがあります。」

 

藏「mjd?

 

作例見せてもらう

 

藏「やべー、なにこれ。超かっけー」

 

 

 

 

赤って警戒色とか興奮色なんで、「休む」という観点では向かないと思いません?

 

 

そこは篠元さんの計算があるのですが、今回は「葡萄色」という赤を使います。

いわゆるワインの色ですね。

 

篠元さん曰く、

「ワインは注がれ口では赤いのに、グラスに溜まると黒ずんで見える。その色の深さのある空間を作る。」

 

 

夜、カーテンを引き、電気を消すと「黒」が姿を現し、朝を迎えカーテンを開けると赤が広がる。

 

 

 

 

壁面や、布団カバー、調度類に関しても徹底的に「赤」と「黒」にこだわって組み立てられており、この非日常感は一度体験してみたい感覚だなぁと思います。

 

 

なかなか普通のホテルではこういった振り切った色を使うことってできないと思うんですよね。

同じように、マンションの居室でもなかなかできない。

 

 

全国で見ても本当に稀有な部屋になるんじゃないかなとワクワクしています。

 

いやー。本当にできるのが楽しみ。

 

※掲載されている画像は2020年9月現在の計画案となります。実際のお部屋のデザインとは変更になる可能性があります。

 

 

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KURAMITSU KIYOSHI

この記事を書いた人

KURAMITSU KIYOSHI

代表取締役

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