今、僕らができること。

2020.03.16

新型コロナウィルスの影響で、各地色々な影響が出てきています。

 

特に大きい影響と言えるのが、僕らの業種、いわゆる「観光業」です。

特に外国人観光客の多い地域の旅館やホテルは軒並み低稼働に悩んでいますし、一部の旅館では廃業を検討するところも出てきているようです。

 

僕らは民泊の管理会社なので、ご多分に漏れず、「インバウンド」の需要は激減しました。

 

例えば、この「なごやど」。

 

 

「なごやど」古いけど新しい和み宿

 

 

僕らの民泊施設の中では古民家で雰囲気のいい建物ということで、非常に人気の物件です。
コロナウィルス蔓延前のお客様のバランスとして、中国系の利用者が40%、日本人が40%、その他の国の方の利用が20%という比率でした。

 

3月はもともと、2月頭くらいの段階で50%程度の稼働を確保していました。2月・3月に入ってきてからもう少し埋まってくる感覚でいたのですが、一旦3月頭の段階で、予約は0になりました。(全てキャンセルもしくは日程の変更。)

 

こういった民泊施設は多いんだろうなと思います。
実際、近隣の民泊施設を見ても、いつも稼働率の高い施設がほぼ空いているという状況が見えます。
いつもならほぼ100%稼働の物件を見てもポツポツしか予約が入っていない。

 

僕たちのグループ会社にホテル運営をしている会社がありますが、こちらもやはり3月に入って稼働率が落ち気味です。それでもなんとか踏ん張っていますが。

 

どちらかというと名古屋はビジネス需要の方が強く、観光需要は弱いので、観光全振りの地域やインバウンド専用機のホテルなんかはもっとしんどいだろうなと思います。

 

僕らの民泊運営のスタイルは一般的な民泊施設とは少し違うと思います。
僕らのベースは「マンスリー」。あくまで優先順位は「マンスリー契約」>「民泊契約」です。
おそらく民泊業者の中で、こういった考え方をしている所って、すごく少ないんじゃないかなと思っています。

 

こういった運営スタイルなので、僕らが管理している民泊施設はほとんど、いわゆる「180日ルール」に引っかかりません。1年間運営して180日まで民泊として到達することは、数室しかありません。

出張利用等の中・長期利用をメインとして考えていて、その隙間を民泊として売る形なので、おそらく他の民泊施設と比較してこういった時に強い運営方法だと思います。(その分1泊単価は下がる傾向にありますが。)

 

 

そんな運営をしているので、私達が管理をしていない民泊施設を運営しているオーナー様から相談がポツポツ入ってきています。内容はこんな感じ。

 

・いつまでこの状況が続くかわからないので、やめることを検討している
・民泊で今は売れないので、その間、マンスリーで募集してもらえないか?
・どうやったらマンスリーを集客できる?

 

 

今回、僕たちがサポートさせていただくことになった物件としてこの物件があります。

すでにマンスリー契約として、募集を開始しております。

 

 

和功ビルマンスリー

 

 

条件にもよりますが、こういった困っているオーナーさんを助けられたらいいなと思っています。

KURAMITSU KIYOSHI

この記事を書いた人

KURAMITSU KIYOSHI

代表取締役

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