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7stories 7階 木の「家具」で備える、名古屋のコテージ

2020.12.14

一つの空間の中にあるものが全て「木」だったら、それはもう「森」でしょ。

 

 

 

 

愛知県刈谷市には日本を代表する家具メーカーがあります。その名もカリモク

(今は本社は東浦なんですけどね。)

 

カリモクって、材工業でカリモクなんですね。知らなかった。

 

 

木肌ってなんであんなに癒やされるんでしょうか。

部屋の一部の柱なんかで、木肌が見える。それだけでおしゃれに見えてしまう。

 

 

じゃあ、名古屋という都会のど真ん中で、お部屋に必要な機能が全て木材のような什器を入れることで、それはあたかも森の中のコテージのような印象になる。

 

 

このお部屋のデザイン担当は、ZELT(ツェルト)の柴山修平さん

建築家ベースの他のデザイナー達と違い、柴山さんは山形の家具メーカーでデザイナーをしていた方です。

 

他のデザイナーは「建築」という枠組みから下ろしていくのに対して、柴山さんは「家具」という枠組みから積み上げている印象です。

 

部屋の奥側に小上がりを作り、そこがまるでコテージのウッドデッキのような印象になっています。

もちろんお部屋の家具はカリモクを中心に設定して、木の素材感を大事にしています。

 

 

 

 

柴山さんのデザインは、初期のプレゼンからほとんど変わっていません。

 

はじめから全て計算され尽くしたかのような形で僕らに提示していただきました。

 

僕たちは「宿泊性と滞在性の両立」ということを各デザイナーにお願いしていますが、ある意味一番、滞在性の高い「普通の部屋」っぽい作りになっています。

 

 

しかし、多分ここに宿泊したら、ホッとした感覚で朝を迎えられるんだろうな…という、確信めいたものがあります。

とても「日常」を感じる設えなのに、木肌の多さにより、「非日常」の気持ちよさを感じる。

そんな部屋だと思います。

 

 

 

いやー。本当にできるのが楽しみ。

 

※掲載されている画像は2020年9月現在の計画案となります。実際のお部屋のデザインとは変更になる可能性があります。

 

 

 

【他のデザイナーの紹介はこちら】

KURAMITSU KIYOSHI

この記事を書いた人

KURAMITSU KIYOSHI

代表取締役

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