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7stories 6階 旅行の時だけモーニング食べるな…

2020.12.08

名古屋人にとって、一番心が安らぐ瞬間。

それは喫茶店のモーニングタイム。

 

 

名古屋といえば、「喫茶店」。

 

僕たち生まれも育ちも名古屋という人からしてみれば、昔から生活の中に当たり前に喫茶店があって、土日の朝起きたらまず喫茶店行ってモーニング。って普通でした。

 

A:コーヒー飲んでもよろしいですか?

B:どうぞ。ところで一日に何杯くらいお飲みに?

A:3杯くらいですね。

B:コーヒー歴はどれくらいですか?

A:30年くらいですね。

B:なるほど。あそこにベンツが停まってますね。

A:停まってますね。

B:もしあなたがコーヒーを飲まなければ、あれくらい買えたんですよ。

A:あれは私のベンツですけど。

 

総額はこんな金額になっているんでしょうか。

 

 

こちらの部屋のデザインは株式会社matomatoさんにお願いしました。

 

matomatoさんは今回の7storiesプロジェクトにおいて、各デザイナーさんとの調整や建物側の建築士や施工担当してくれた工務店さんとの調整も一緒にお願いしています。

そのため、デザイナーさんでもあり、運営側でもあるという少し変わった立ち位置で、一緒にお仕事させていただいています。

 

僕らは実は名古屋駅近くにある廃校となった旧那古野小学校をリノベーションしたインキュベーション施設である「なごのキャンパス」で同じシェアオフィスに入っています。

 

 

今回のプロジェクトは、

 

「同じシェアオフィスのあの大きな人、建築事務所の人だよな…。」

 

と恐る恐る声をかけたところから始まりました。

 

 

matomatoさんが採用するマテリアルは「有松絞り」

非常にネームバリューもあり、見た目のインパクトもあるファブリック素材です。

 

 

 

名古屋人にとっての落ち着く空間である、喫茶店の「あのソファ」。

 

アレです。アレ

 

アレをイメージした部屋の構成となっており、いかに部屋でくつろいでもらうか、が考えられています。

 

 

喫茶店のあのソファに妻と向かい合って座ることはあっても、そこにぐで-っと横になったりすることは流石にできません。

しかし、このお部屋だったら大丈夫。

 

 

自然に、朝に起きてコーヒーを淹れる。夜は寝る前に一杯のお酒をゆったりした気持ちで飲む。

 

キッチンとソファがつながってあることで、宿泊者各々が好きな場所に座って、ゆるーい時間が過ぎていく。

 

そんな時間を過ごしてもらえる部屋だと思います。

 

 

 

 

ベッドまわりは小上がりになっていて、有松絞りの要素を備えたインテリアがアクセントになっています。

 

漠然とした、「名古屋らしさ」みたいなものが、みっちみちに詰まった部屋になっています。

 

 

いやー。本当にできるのが楽しみ。

 

 

 

※掲載されている画像は2020年9月現在の計画案となります。実際のお部屋のデザインとは変更になる可能性があります。

 

 

【他のデザイナーの紹介はこちら】

KURAMITSU KIYOSHI

この記事を書いた人

KURAMITSU KIYOSHI

代表取締役

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