古民家の再生

2019.11.26

皆さんこんにちは

株式会社ミライブでは、住宅宿泊事業法に基づいた民泊業務を中心に行っております。
民泊以外にも「住まい」を活用した新たなビジネスの可能性を広げるため、日々様々な物件を見学、運用方法を検討しております。

今回は、昨今日本で問題になっている空き家についてです。
しばらく前に岐阜県のある市にお邪魔しました。
広い敷地に広い自宅。5LDK以上の物件ばかりです。
外観は日本家屋、築年数は30年から40年くらいでしょうか
東海地方の田舎の家の特徴なのか、うだつが立派で、玄関も広く取られています。

うだつってみなさんご存知ですか?

  

平安時代は「うだち」といったが、室町時代以降「うだつ」と訛った。本来は梁(うつばり)の上に立てる小さい柱のことを言ったが、そののち、自家と隣家との間の屋根を少し持ち上げた部分を「うだつ」と呼ぶようになった。
その後、隣家と接するケラバ(切妻屋根の両端)部分の壁を少し持ち上げ、独立した小屋根を乗せたものを「うだつ」と呼ぶようになった(本うだつ)。
さらに、本うだつの下端が、平側の1階屋根と2階屋根の間の部分にまで張り出すようになり、その壁部分が小さい防火壁として独立し、これも「うだつ」と呼ぶようになった(袖うだつ)。
本来、町屋が隣り合い連続して建てられている場合に隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁として造られたものだが、江戸時代中期頃になると装飾的な意味に重きが置かれるようになる。自己の財力を誇示するための手段として、上方を中心に商家の屋根上には競って立派なうだつが上げられた。
うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、これが上がっている家は比較的裕福な家に限られていた。
これが「生活や地位が向上しない」「状態が今ひとつ良くない」「見栄えがしない」という意味の慣用句「うだつが上がらない」の語源のひとつと考えられている。

「”うだつ”」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
“2017年2月25日 (土) 12:16″ UTC
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A0%E3%81%A4

立派なご自宅以外にも、敷地内にはトラクターや耕運機を保管する納屋もあります。

どのお宅も子供さんやお孫さんは都心部に出ておられ、最後は誰も住まなくなり空き家となってしまいました。
オーナーさんは市町村に相談、そして地元の不動産屋さんに仲介をサポートして頂きながら買い手を探されています。

しかし、過疎化が進んでいる地域の為、移り住む方も少ない状況です。
従来、空き家となると「貸す」か「売る」ことが思い浮かびます。
当社としてはどうにかして「運用」することが出来ないか考え中です。
実際に築100年を超える長屋を民泊として運用し、現在は多くの方から予約を受けております。

古民家の再生物件の紹介はwebページがあります。詳しくはこちら

今回見学した物件も多くの海外、県外からお客さんを招けないか…..。
そんなことを当社は考えています。

Furuta

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Furuta

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